船戸与一の歴史もの、満州クロニクル。
最近の船戸与一の作品はマンネリだから読まないでおこう、と思ってたけどこれはいいですね、
歴史の勉強にもなるしね。

世界大恐慌の時代。
情報は今のようにディスクローズされていなくて、日本の経済が立ち行かない=満蒙領有という構図に向かっていく日本が、単に「狂気」と済ませられるわけでない状況(や心情、思い込み?)がしっかり描かれてるのに、そこは船戸与一さすがのエンターテインメント。4人の兄弟を通したリアリティーのある内容になってる。

ものすごい厚いやつが4冊?5冊?のシリーズの第1巻。
内容はエンターテインメントなのでサクサク読めます。

金融ハードボイルド小説としても秀逸ながら、世界レベルでの金融・投資への興味ががぜん湧き出す本。
超おすすめです。

将棋はコマの動かし方しかわからないけど、いい本だなあ。
将棋のことを知らなくても十分楽しめる、というか、
「ウェブ進化論」好きなら絶対読むべし、だね。

梅田氏の著作で好きなのは、夢や希望を抱かせてくれるところ。
最近のちょっといろいろな感じの中、以下の言葉がすごいよね。
「「ない」ものが「ある」ようになったのだ。素晴らしいじゃないか。」
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20090508

そういうことだよねー、ほんと。

» シリコンバレーから将棋を観る -羽生善治と現代

イヤな客には売るな少子化で、人口減少が確実な日本でのビジネス。
今後、リピートしてくれるお客さん(「顧客」)を
増やすこと(顧客化)は非常に大事!で、
じゃあ実際どうすればそういうお客さんを増やせるのかな?
ということを具体例をまじえて教えてくれます。

本書には4つのステップ(フレームワーク)が登場します。

  1. 「集客」
  2. 「見込み客のフォロー」
  3. 「販売」
  4. 「顧客化」

僕は地方都市小企業にて、
商品開発とマーケティング(ウェブも)をしながら
営業も兼ねているという変な立ち場なのですが、
この4つのステップが現在できてるのか考えてみました。

  1. 「集客」
    社員数は少ないけどビジネスは全国対応のため、ホームページの検索エンジン上位表示やユーザビリティ向上のチューニングを繰り返し、「お問い合わせフォーム」からの顧客情報を集める。
  2. 「見込み客のフォロー」
    え?えーとあまりできてないかも。誰が見込み客かが非常にあいまい。
    お問い合わせをくれた人には追っかけの電話・メールなどを送ってはいるけれど。
  3. 「販売」
    お、決まった、ヤッタネ的な感じ。
  4. 「顧客化」
    うーん、…BtoBなので、気が合えば一緒に飲みに行ったりするくらいかなあ?
    戦略的にはまったくできてませんね。

売りっぱなし、集客しっぱなし、がいいとは思ってなくても、
フォローができてなければお客さんにとっては同じことですね。(耳イタ)

具体的なフォローの仕方は、
メールやDM、なんでもいいから定期的に情報を送り続けること。

自分を顧みても、
気になるけど高くってなかなか頻繁には買いにいけないようなお店から
ちょくちょくDMやメールが来ると、
「あ、忘れられてないな」
「今度近くまで行くし買いに行ってみよかな」
という気持ちが生まれたりします。

あんまりDMとかメールとかガンガン届くのも考えものですが、
ときより便りがあると、
DMだってなんか嬉しいものです。
音信不通より、だいぶマシですね。

会社でメール配信はたまにやってるのですが、
個人的な、どうでもいいことをチラっと書いておくと、
相手も人間、
親近感を持つ→内容もちゃんと読んでくれやすい
ような感触がありますね。

*****

この手の本は、読んでどれだけ実践するか、
どれだけ腑に落ちて、普段の生活をしながら、
根っこでこういうことを考えてられるか、
が大事ですねー。

ええ、ためになりました!

(この本は、IDEA*IDEAの本プレゼントに当たってもらいました。
田口さんありがとう。)

» イヤな客には売るな! (祥伝社黄金文庫)

404 Blog Not Found で書評されていた、
「地球と一緒に頭を冷やせ! Bjorn Lomborg / 山形浩生訳」
の中の問題解決チェックリストが「秀逸」なのでメモ!

  1. 問題の規模はどれくらいなの?
  2. その問題によい側面はないの?
  3. それえあなたの解決策は何?
  4. それをやると問題はどれくらい解決できるの?
  5. それにはいくらかかるの?
  6. 他の専門家はどんな解決策を提案してるの?
  7. 他の専門化は、それでどれくらい解決できると言ってるの?
  8. 他の専門家はいくらかかると言ってるの?
  9. 経済学者に費用便益分析をしてもらってください。
  10. それを世界の他の問題の解決策と比べてください。

こういうのがふだん頭のどこかにあると、考え方が変わっていろいろスムーズにいったりします。
「なぜ失敗したのか?」でなく「どうしたら次から失敗しないのか?」とかね。

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